めんたるぷれいとは?
育てるのは、人間の『こころ』といわれる部分です
子どもの能力は、子ども自身がやろうという意欲があってこそ伸びるものです。
楽しくあそぶ環境を通して、子どもの好奇心・興味・知的欲求など、内面の働きを育てる「あそび」です。
ひとり一人の子どもが中心です
教材は、ひとり一人の子どもが「自分で考えて、判断し、行動できる」ようになるために工夫された、練習の場です。
おもてに現れた結果だけを見るのではなく、結果に現れないところでその子が一生懸命やっていることを認めることで、子ども自らが伸びていく「あそび」なのです。
「めんたるぷれい」を手にして
親しみの気持ちを持ちましょう
園から帰ったら、一度は袋の中を覗いて、「うわあ!おもしろそうなものが、はいっているね!」と親しみの気持ちを込めた言葉をかけてください。
お母さんも興味があるのだという思いが、『めんたるぷれい』をこどもの宝にするでしょう。
遊んでみましょう
家に持ち帰った『めんたるぷれい』を親もやってみることによって、子どもの立場がわかります。お子さまと一緒に手や体を動かしてみてください。そして「どうやって遊ぶの?お母さんに教えて」と言葉をかければきっと得意げに説明してくれることでしょう。そうすることによって、子どもはその教材をより深く理解することになるでしょう。お母さんは「教えてもらう」立場に徹しても良いのではないでしょうか。
褒めてあげましょう
子どもは「がんばったね」「すごいね」と褒めることによって、もっと考えられる子どもになります。たとえ一つしかできなくても、その一つを褒めてあげてください。 また、最初の30~40分の時間内にできなくても何回か繰り返すうちに、少しずつ判ってきます。一年かけて解く、くらいのつもりで、焦らずに行ってください。
集中力を育てましょう
家庭で『めんたるぷれい』を行うときに気をつけたいのは、集中力をそがないようにすることです。親子が一対一で向かい合うと、どうしても母親の口出しが多くなります。はじめて間もないのに、「まだできないの」「もっとよく考えなさい」などと言ってしまいがちです。また兄や姉が「こんなの、簡単」「これはこうだよ」と教えてしまいます。このような口出しが多ければ多いほど集中力は鈍ります。落ちついた雰囲気の中で、じっくり集中できるようにしてあげてください。『待つ』ことが、お母さんの勉強です。
結果だけを重視するのは、とても危険なことです
親がそのような態度をとると、子どもは自分で考えようとしなくなり、隣の子を見て作業をするようになります。まず、子どもの努力を認めてあげてください。
幼児期は、知能も性格も基礎が固まる重要な時期です。
どんなことでも、自分で考え、判断し、行動できる主体性のある子ども、困難に直面してもくじけず、克服していくことに喜びを感じられるたくましい子ども、長森幼稚園・ながもり第二幼稚園の子どもたちが皆、そんな子どもに成長していくよう、園の職員は総力を挙げてご父兄のみなさまと手を携えて参りたいと思います。